子どもの自然体験の必要性
平成30年2月27日(火)
ノラソラ保育チーム 大嶋
娘は、もうすぐ11歳!
心も身体も成長が著しく、いわゆる反抗期が始まったようです。
甘えたい気持ちと大人に向かう様子がいとおしく感じる日々です。
時々、カチンとしますが(笑)
私自身の幼少期の過ごし方は・・・
父と母の実家がある中条、飛渡で多くの時間を過ごしました。
山や川へ
子どもたちだけで行き、学年も性別もまぜこぜで、草花を摘んだり、振り回しながら暗くなるまで遊んでいました。
祖父母と一緒に田んぼや畑で過ごすことすべてが遊びでした。
そんな幼少期を過ごした私が親になった時は・・・
早期教育と言う言葉が当たり前にあって、テレビや雑誌では大手メーカーの教材販売の広告が飛び交っていました。
そんな環境で、初めて親になり、早期教育が気にならないわけではありませんでしたが・・・
保育士の経験からも、幼少期は遊びを通して様々なことを学んでいくこと。
また、様々な情緒や
豊かな感受性を育む土壌を耕す時として自然の中での体験を大事にしたいと思っていました。
が、流されそうになりながら(笑)も、私自身が体験した幼少期と同じように自然の中で過ごすことに軸を置きながら娘との時間を過ごしてきました。
なによりも、自然の中で過ごすことは・・・
親である私自身が大人になるとやってくる様々な倦怠感などから開放されました。
だからこそ、娘とゆったりした気持ちで過ごせたことが一番娘にとっても良いことだったのではないかな?と10歳の娘をみて、そんな風に感じています。
今も、子育ての環境を見渡すと、
地域で子どもを育てると言えども、それが難しい世の中だと感じます。
しかし、十日町市は、たくさんの自然と温かな大人の目がまだたくさんあります。
十日町市で子育てを出来ることに幸せを感じています(*^^*)
今年も季節に合わせノラソラの活動が市内で開催されます。
自然の中でどのように子どもと過ごしたらよいのか?
わからないお母さん、お父さんもいるかもしれません。
ノラソラとともに、
一歩を踏み出してみませんか?
大きな自然の中に一緒に包まれてみませんか?
越後妻有森のようちえん ノラソラ
大嶋由紀子